移住・二地域住居について(後編)

移住

 こんにちは、技師Kです。前回に続いて「移住・二地域住居」の後編ですが、今回は自治体による考えや積極的な先進事例を簡単ですが取り上げようと思います。移住や二地域住居を行うために自治体は必須ということは無いと思いますが自治体の積極的な取り組みを活用するのも良いと思います。そのような取り組みとしてどのようなものがあるのかを紹介いたします。

自治体の思い

 自治体が積極的に行うという思いは、二地域住居は将来的には移住をして欲しいという希望を持っている自治体が多いと思います。その考え方で自治体サービスも充実するものと思います。ですので移住をしない別荘とは異なるものだと思います。

住まいや仕事探し

 まず、住まいを探すところを始めると思いますが、各自治体が行っている専用サイトの活用が良いと思います。例として「全国二地域居住棟促進協議会」のホームページから「会員一覧」「協力会員情報」などから探すことができます。そこから各自治体の占用ウェブサイトにおいて「空き家バンク」や「就職・転職」のサイトが用意されていますので活用することが良いと思います。

 具体的に詳細な取り組み事例は協議会webサイトの「先進事例」で動画などで見ることができましたので、以下にざっくりですが記載します。詳しくはそちらを見ていただいた方がよく分かると思います。

協議会webサイトはこちら

先進事例1

宿泊施設付き農園

 先進事例として「宿泊施設付き農園」を開始した自治体では、農ある暮らしを求める人にかなり人気のようです。スタートアップの支援金制度があります。移住希望者の検討のwebサイトが充実しているようです。

先進事例2

地方暮らし

 鉄道会社と沿線自治体が共同で行う「お試しで地方暮らし」を行うサービス。鉄道会社ですので運賃の還元サービスがあるようです。webサイト上で住宅物件が確認できます。複数市のサポート窓口による相談もできるようです。

先進事例3

空き家バンク

 空き家の活用に積極的な自治体として登録が豊富な「空き家バンク」を活用して都市より安価で提供、空き家の内覧なども可能。購入する場合には空き家のリフォームなどの支援、通勤補助あり。wi-fi完備でテレワーク可能な移住体験施設あり。

その他

 住みたい場所の参考の本として宝島社の「住みたい田舎ランキング」が毎年発行されているので、参考になると思います。

まとめ

 私も田舎に住んでいますが、田舎の良いところは子育てがしやすいところだと思います。東京では保育園に送るのに子供を自転車に載せている風景をよく目にしますが、田舎の人たちからすれば逆カルチャーショックではないかと思います。昔は田舎でもあった光景ですがそれは車が無かったためで、東京では車が必要とされていないか、車の運転は逆に渋滞などで利便性が悪いなどであると思います。私のところでは田舎なのでガラガラの農道をスーッと車で走って保育園に預けます。これの方がかなり安全です。

 自然が近いので触れ合う機会は多く良いと思います。農作業も魅力的ですね。白菜に付いたナメクジやアブラムシを見つけた時は改めて人間は自然と共に生きるものなんだと思います。(虫は取ります)朝焼けは田舎に行くほど絶景になると思います。夕日は海岸沿いで絶景です。

 仕事については、移住をして良い環境で生活する代わりに仕事内容は何でも良いわけではないと思います。これまでのスキルなどを活用することや興味のあることが実現することも必要であると思います。移住を増やして東京一極集中を是正するには、リモートワークや仕事の多様性が重要であると思いました。


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