土の単位体積重量について

 土木設計において土の単位体積重量は、土の1m3あたりの重量を言います。

土の構成

 土の1m3といっても、土木設計においての考え方は、土粒子だけの1m3ではありません。下図のように1m3の中には土粒子の他に「水」と「空気」も含めて構成されています。単位体積重量は「土粒子」「水」「空気」で満たされた1m3あたりの重量になります。

土の単位体積重量

 土の単位体積重量の目安は土木設計では、「砂質土」で17~19(kN/m3)で「粘性土」で14~18(kN/m3)が一般的です。ただし土質試験によって求めることが要求される場合もあります。それらについての詳細の参考となる文献は日本道路協会の「道路土工 擁壁工指針」「道路土工 ボックスカルバート指針」「道路土工 軟弱地盤対策工指針」「道路橋示方書」などになります。

地下水がある場合

 地下水位より深いところにある土の単位体積重量は土木設計では上記の値から「9」を差し引いた値とすることが多いです。ちなみに水の単位体積重量は9.8(kN/m3)なので、9.8を差し引けばよいのでは?と思ってしまいます。筆者が考えるところによると地下水位より浅い部分では空気があったためその分軽かったですが、地下水位以下になると空気が水で置き換わるためその分重くなりますから、9.8ではなく9を差し引くのではないかと考えます。

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